松月の歴史〜創業80年 その4【戦中戦後】
2008年07月03日

【初代ヤスと二代目サチ子】
右端から初代ヤス。二代目サチ子(1921-2007)。
三代目芳子(1942-)。初代ヤスの弟善行(サチ子の夫)
昭和15年に二代目女将の福元サチ子(1921-2007)が鹿児島県の旧士族佐伯家より、初代女将の弟善行の嫁として松月に迎えられ、初代女将とともに旅館を切り盛りするようになりました。
太平洋戦争時代は軍指定の戦争傷病者の方々をおもてなしする温泉療養宿でした。終戦間際には三柳にある陸軍航空隊から鹿児島経由で沖縄に旅立つ神風特攻隊の若き青年たちの常宿で、最後の宴がひらかれると旅館が総出になって歓待をしておりました。翌朝旅館の真上を旋回して別れを告げる青年に、総出で竹竿に国旗をつけてお見送りをしたとのことです。

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